愛知県の名古屋市で、春、秋、冬の年3回行われている骨董市です。会場は吹上ホール、屋内での開催で入場料は無料です。
私が会場を訪れたのは開催2日目の10時ちょうど。名古屋駅周辺で朝食を取った後、開場とほぼ同時刻に到着し入口に向かうと…すでにたくさんの人々が列をなしていました…!
どうやら、来場者シートに氏名などの記入を行うための順番待ち。ここで住所を記入すると、次回の開催お知らせハガキが送られてきます。このハガキは次回入場時に持っていくと、来場者カードに記入不要で入場ができるとのことです。※感染症対策のため、仕様が変更になっている可能性がございます。
並び始めてから15分くらい経過した後、ついに入場。
会場は広く、その中に約90ほどのブースが展開されていました。昨今の感染症の流行により出展者の方が例年に比べると少ないのかな…と会場内の様子を見て思いましたが、それでも骨董店や古物商が一堂に会している様はとても見応えがありました。陶磁器やガラス製品、年代を感じさせるアクセサリー、昭和レトロなおもちゃからラベル、パンフレットといった紙類、掛け軸や絵画、着物などなど…とてもさまざまなジャンルの古物、骨董品が並べられていて、ひとブースずつじっくり見ていくと1日では収まりきれないくらいのボリュームがあり、常連の方はもちろん、最近興味を持ち始めたという方でも楽しめるのではないかと感じました。
どうしても気になる品があって、ちょっと昼食を食べた後また来ようかな…などといった場合、当日の再入場もできます。その際は出口にて紙製リストバンドをいただき、再入場時に掲示するとスムーズに入場が可能ですので忘れずにもらっておきましょう。
会場へのアクセス
地下鉄桜通り線「吹上」駅から徒歩5分ほど。5番出口から出てそのまま直進していくと左手に会場が見えてきます。
名古屋といえばモーニング
皆さまは「モーニング」という文化をご存じでしょうか。昭和30年代、愛知県一宮市のとある喫茶店がいつも来てくださる常連の方々へのサービスとして始めたものが、だんだん名古屋全体に広がっていったそうです。この文化を体感するため、今回は会場へ向かう前に名古屋駅周辺でモーニングをいただきました。
コーヒーハウス かこ 花車本店
小倉あんがのったスペシャルなトーストをいただけるということでいざ店舗へ。7時30分、ゴールデンウィークでもあったこの日、開店の30分後にお店に到着するもやはり並んで待機する方々が。その数30組ほどでしょうか。「遅かったか…」両膝を地面に付け、崩れ落ちた後に別の場所に入ろうかと一瞬迷いましたが、せっかく名古屋に来たからには中に入りたい!モーニングしたい!と思い待つこと1時間30分後…ついに店内へ…!
5月でいいお天気だったので、飲み物はアイスコーヒー。金属製で味のあるカップに入っています。同じくこちらのポットにはガムシロップが入っております。
そしてきました!「シャンティールージュスペシャル」です。サーブ時に4つの特製ジャムについて店員さんからの説明が。ブルーベリー、いちご、オレンジと、3〜5月が旬のよもぎに黒糖とバナナを加えたもの!意外な食材の登場で興味津々でしたが、どれも美味しい!あんこと生クリームで甘々かと思われるかもしれませんが、パンに塗ってあるバターの塩味とジャム達の酸味も加わり個人的にはちょうど良い甘さとなっており満足いたしました。
なお、この店舗は予約不可となっています。平日の日中など、タイミングによってはスムーズに入店できる時もあるようです。朝イチで並ばれる際は日が当たるので、日傘などを持っていくと安心です。
次回の名古屋骨董祭は9月3日(土)・4日(日)の10:00〜17:00まで(最終日は16:00まで)となっています。
当イベントは2日に渡り開催されていますのでぜひ一度、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。