愛知県の名古屋市で毎月18日と28日に開催されている骨董市です。会場は大須観音の境内、早朝から夕方までの開催で、入場料は無料です。
朝8時前に会場を見てみると、すでにテントが建っております!いざ行かん…!とその前に。大須商店街のカフェでモーニングをいただき9時ごろ再び訪れると、およそ40店舗が境内一面に出店されていました。印象といたしましては日本の昭和、大正、はたまたそれ以前を感じさせる品がたくさんありました。ガラスびんや染付の食器、着物や浴衣、絵葉書や広告などの紙もの…などなど。時代を感じる懐かしい品物や、初めて訪れる方でも好みの品がきっと見つかるでしょう。今回は土曜日だったこともあり、たくさんの方が会場に足を運んでおられました。屋外で日がよく当たるため、夏場は帽子や日焼け止めなど日差し対策をしておくとよいでしょう。
大須商店街に行ってみた
大須観音から商店街はすぐそこ。仁王門側の道先、赤くて大きな提灯が掲げらた「大須仁王門通」がその一部です。大須商店街とは名古屋市中区の大須2丁目〜3丁目付近のことを指し、各通りに様々な店舗が軒を連ねております。例えば、名古屋名物のういろうを販売する老舗店や古着屋、着物店、PCショップやスイーツ、異国情緒あふれる飲食店…挙げるとキリがないほど多彩なジャンルのお店があるため、どの年齢層の方でも楽しめるのではないでしょうか。
カフェでモーニング
名古屋といえばモーニングです。その中でも「コンパル」は、昭和22年創業、名古屋に複数店舗を構える老舗の喫茶店です。その本店が大須商店街内にあるとのことで行ってみました!この時はカフェオレとハムエッグサンドを注文。軽くトーストされたパンにハムと卵、共に挟まれているキャベツにはオニオンドレッシングがかかっておりさっぱりとした味わいでした。今回はカフェオレを頂きましたがこの店はアイスコーヒーが特徴的で、注文するとホットコーヒーと氷入りのグラスが届きます。自らグラスにコーヒーを注ぐことで、できたてのアイスコーヒーを頂くことができるそうです。店内は味のあるソファをはじめ、長年の歴史を感じるレトロな雰囲気満載です。店員の方に気さくに挨拶をされる、常連だと思しき方々もよく見受けられました。
ランチ
せっかく来たのでお昼ご飯も…ということで、町屋のような建物が特徴的の「珈琲ぶりこ」を訪れました。お店は古民家をリノベーションされたそうで、全体的に和の雰囲気を感じます。カリモクの緑の椅子が印象的です。2階の窓際席では、商店街を眺めることができます。
一汁三菜ランチの汁物は、具材と味噌を選ぶことができます。今回は角煮の赤味噌を選びました。驚くのは器に並々盛られた汁物!それもそのはず、大根や里芋などの具がたくさん入っておりました。三菜は筍、大根としめじ、にんじんとなんかのきんぴら。お野菜たっぷりなので、健康的な食事ができました。甘味もあるのでちょっと休憩したい時にもおすすめです。
アクセス
地下鉄大須観音駅から徒歩3分ほど。名古屋から地下鉄で向かう場合、伏見か丸の内で乗り換え「大須観音」駅の2番出口を出てすぐのところです。駅構内には案内が随所にあるのでわかりやすいかと思います。
次回の開催は8月11日とのことです。毎月2回開催されているので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。商店街でショッピングを楽しむついでに訪れるのも良いかと思います!